人生の後半

Latexで数学の問題作成、pythonによるコーディングなどなど

まえがき

このブログを書くにあたっては、理系・文系に関係なく中高生が科学をもっと身近に感じられるように、科学に興味をもってもらえるような内容にしたいなと思ってます。
私は科学的知識というものは人類共有の財産だと思っていて、スーパーで働くパートのおばちゃんが、アインシュタイン相対性理論の勉強してもいいと思ってるんです。冗談ではなく、本当にそういうスーパーで働くパートのおばちゃんがいてもいいんですよ。学問の自由というのは、私は究極的にはそういうことだと思ってます。
書く内容はほとんどが独学で勉強した内容なんで、基本的に広く浅くの内容になってくると思います。ただし、自分が特に興味ある分野だけは狭く深くの内容になってしまうことがあります。書くスピードは遅いので、ブログの更新頻度が低くなることはご了承下さい。

決定論

私は基本的に決定論を支持している。
すなわち40億年前にビッグバンが起こった瞬間に、宇宙のすべての出来事が物理法則に従って、最初に質量が誕生し、宇宙が膨張し、太陽系が誕生し、そして生命が誕生する。なぜならビッグバンは大きさを持たない1点からスタートしているからだ。すなわち僕がここでブログを書いているということもビッグバンの瞬間から決まっていたことになる。いやいや、それなら人間の努力とか無駄になってしまう、という反論も可能である。しかし、私は実は人間が努力するかどうかも、生まれた瞬間から、実際はビッグバンの瞬間から決定しているんだという考え方に賛成である。

ウェンケバッハ型房室ブロック

先週の職場の健康診断で心電図異常が見つかった。どうやらウェンケバッハ型房室ブロックらしい。循環器疾患は私の苦手分野の一つであるが、やはり自分の病気となるとネットやら医学書やらを調べてみたく来るのが、人間の性であろう。調べてみると、PQ間隔がだんだん長くなって、最終的にP波の後にQRSがなくなってしまう。その後、すぐに復活して、また同じ事を繰り返す。すぐに治療が必要というわけではないらしい。一説によると、思春期のスポーツマンに多いとことである。とはいうものの、心疾患は突然死もあり得る。たまたま、知っている先生のだんな様が循環器専門医であったため、週末にホルター心電図を取ってもらうことになった。人生何が起こるか分からない。油断は禁物である。