科学の技法

科学とは、習い、考え、教えることである。

自分のやりたい仕事が分からない

高校生や大学生の中に、自分のやりたい仕事が分からないという人が意外に多い。今日はなんとなく職業の適性について考えてみた。僕自身、高校時代は自分が将来何になるべきか悩み過ぎて結局結論が出ず、両親に勧められるままに医学部に入学した。選択肢は多すぎると選べなくなるので、職業を2種類に分けて考えるのがよい。究極的には職業は以下の2種類に分けることができる。

1. 人間が相手の仕事
2. 人間が相手ではない仕事

例えば、数学者は仕事の対象=研究テーマであって、仕事の対象は人間ではない。
しかし、数学の教師は生徒相手の仕事なので、仕事の対象は人間となる。

医者の場合はどうか。少なくとも臨床医は人間が相手の仕事であると思う。
しかし、医学部の中には、人間と密に関わる事を好まない人もいる。
そういう人には放射線科医という選択肢もあって、モニターに映し出された画像相手に仕事をしているほうが向いていると思う。
または、基礎医学の道を志すのもよい。

しかし、看護士という職は人間と密に接する事が好きじゃなければ選ばない方がいいであろう。大企業であれば、人と接するのが好きな人とそうではない人をうまく使い分ける必要がある。同じ製薬会社であっても、研究職とMRなどの営業職では全く別の人種という印象を受ける。警察官だったら、刑事は人間が相手の仕事であって、鑑識・科捜研の人は人間よりも物体が対象ということになるのであろうか。

自分自身がどちらのタイプの人間かを考えると、自ずとやりたい仕事が見つかると思う。
中には両方得意という人もいるとは思うが、そういう人の職業選択の幅はかなり広くなる。