人生の後半

Latexで数学の問題作成、pythonによるコーディングなどなど

自宅は賃貸か持ち家か

沖有人氏の「独身こそ自宅マンションを買いなさい」という本によると、独身であっても年収400万以上あれば分譲マンションを購入する方が賃貸に住むよりもお得らしい。大学を卒業すると「婚活」よりも先に「家活」を始めるべきであるとも書いてあった。分譲マ…

恋ほど素敵な・・・

昔流行った僕が好きな歌の一つに岩崎宏美さんの妹の岩崎良美さんの「恋ほど( )ショーはない」という歌があります。 ( )の中にどんな言葉が入るか御存知でしょうか。昭和40年代生まれの方ならすぐに分かると思いますが。 まず( )の中に入る言葉は形容詞か形容…

学習効果

学習方法には大きく分けて2つある。逆に2つしかないと言ってもよい。要はインプットするかアウトプットするかだけだ。 本を読むという行為はインプットであり、本を書くという行為はアウトプットである。授業を受けるという行為はインプットであり、授業を行…

現実と非現実

気持ちの変化があったのでタイトル変更してみた。仕事と子供の教育に手一杯なのに趣味の読書や数学の勉強を止めることができない。体の限界かもしれない。年齢とともに自分の限界が下がっているような気がするのは悲しい。年を取ると一人でいることに対して…

シンガポール(1日目)

夏期休暇を利用してシンガポールへ。8月15日終戦記念日の深夜に出発すると翌日の早朝に到着した。機材はB787-10で座席は3-3-3の配置であった。機内で飲んだシンガポール・スリングがかなり美味しかった。ハードロックホテルに到着。至る場所にギターの絵があ…

「創造的業務」と「作業的業務」

人材派遣業界ではこういう言葉があるらしい。ざっくりいうと、商品開発などは考えることが中心になるので「創造的業務」であり、エクセルなどにデータを入力する仕事は単純作業に近いので「作業的業務」である。「作業的業務」はルーティンワークとも言う。…

タイトル変更2

やはり、タイトル「みんなで一緒に考えよう」だと、あまりにもありふれていて、検索上位にこない。「科学と人生について考えてみた」に変更します。

タイトル変更

ブログのタイトルを変更しました。新タイトルは「みんなで一緒に考えよう」です。変更した理由はもっと多くの人にこのブログを読んでもらいたいからです。当面の間、科学の話題を中心に、テーマを決めないことしました。

あり得ないほど幸運

マイアミ・マーリンズのイチロー選手が古巣のシアトル・マリナーズに戻る。 子供の頃からの夢が実現する人は幸運である。2010年に一度だけシアトルのセイフコ・フィールドに足を運んだことがある。現地の子供達はイチロー選手以外の選手にペンやサイン用の色紙…

京大iPS研究所での論文不正について

京都大は22日、iPS細胞研究所の山水康平(やまみず・こうへい)特定拠点助教(36)の論文に捏造(ねつぞう)と改ざんがあったと発表した(共同通信社)。この騒動が、山中伸弥教授の辞任問題にまで発展している。NatureやCellなど一流ジャーナルであっ…

不定冠詞と定冠詞

日本人は定冠詞と不定冠詞の使い分けが苦手な人が多いように思う。 ある雑誌の記事で、東京農工大学名誉教授の小谷先生が、英語の不定冠詞である「the・a」が日本語の助詞「は・が」に対応していると考察されており、感心しながら読ませて頂いた。「桃太郎」の…

暗記教科の克服

数学が得意な人の特徴として、暗記教科が苦手というのがある。自分自身のことを思い出しても、数学と物理以外の成績はボロボロであった。古文や漢文などからは、完全に逃避していた。しかし、年を取ると、理系の人こそ歴史や国語を勉強すべきなんじゃないか…

突然の出来事

平成29年11月3日に私の父が息をひきとった。突然の出来事であった。これは普遍的な法則かどうかは知らないが、私は書くことにより悲しみが和らぐ。おそらく家族は誰も読まないこのブログであるが、20年後、30年後に子らがこのブログを訪れ、少しでも自分の生…

続・自分のやりたい仕事が分からない

もっとも自分の一番やりたい仕事につける人は少数派である。私の場合、志望校を決める直前までは数学者になりかったので、理学部と医学部の両方を受験した。当時の大学入試の制度はA日程、B日程という制度であったので、国公立のダブル受験とダブル合格が可…

自分のやりたい仕事が分からない

高校生や大学生の中に、自分のやりたい仕事が分からないという人が意外に多い。今日はなんとなく職業の適性について考えてみた。僕自身、高校時代は自分が将来何になるべきか悩み過ぎて結局結論が出ず、両親に勧められるままに医学部に入学した。選択肢は多…

文系と理系の違い2

ユークリッドの原論によれば、点や直線の定義は部分や面積をもたない領域とある。でも、実際は点や直線は無定義用語と考えてよいので、そういった点や直線の定義は一旦忘れてもよい。すなわち、公理(公準)を満たすことだけが要求されているので、その要求さ…

文系と理系の違い1

文系(例えば言語学)の世界では、すべての言葉(単語)は意味を持っていることが前提である。その言葉の意味を解説しているものが、国語事典(辞書)である。そういう前提では、専門用語などの言葉の意味の解説と違って、日常会話でごく普通に使っていて意味など…

なぜScientistなのか?

日整会広報室ニュース107号の記事が面白かったので、忘れないうちに書き留めておこう。英語には接尾辞というのがあって、動詞にerを付け加えると、その動作を行う人間を表す。例えば、playする人はplayerであり、fightする人はfighterである。他の接尾辞には…

Biomet A.L.P.S. Elbow Plate使用後雑感

今回は手術インプラントの話。2年前に発売されたBiomet A.L.P.S elbow plateの使用感について。上腕骨の肘側で骨折した患者さんをみると治療法に選択に悩むことが多い。尺骨神経麻痺や複合性局所疼痛症候群などの合併症に遭遇する頻度は一般的な骨折よりは高…

アマチュア天文学者の活躍

毎日新聞平成29年3月25日の記事によると、「新古今和歌集」や「百人一首」の著者でもある藤原定家は18歳の頃から56年間「明月記」という書物に、客星(突然現れた星)の記録を紹介している。この記録をアメリカの天文学の専門誌へ紹介したのは、神戸の貿易商で…

超ひも理論とニュートリノ振動

先日、日本物理学会の市民科学講演会に参加した。ノーベル賞の梶田さんの話が無料で聴講できることもあって聴衆は少なくとも500人くらいはいたと思う。前半は橋本幸士先生(大阪大学教授)の「超ひも理論」の講演。橋本さんの話では、日本全国に物理学者は約1…

ローレンツ収縮

今日は動く物体の長さが縮む理由について考えてみよう。 相対性理論の本を読んだことがある人であれば、ローレンツ収縮(もしくはフィッツジェラルド=ローレンツ収縮)という言葉を知っているであろう。これは、光の速度に近いような速い速度で動く物体の長さ…

史上最強の化学兵器

金正男氏がマレーシアの空港で暗殺されて2週間以上が経過した。最近の北朝鮮の常軌を逸した行動は非常に不可解である。マレーシア警察は暗殺にVXガスが使用されたことを確認した。VXガスは粘着性の高い物質であるためサリンより扱いやすく、人類が作り出した…

続・光の速度

光はニュートンの古典力学から考えると、不可解ともいえる性質も持っている。不可解の最たるものは、光の速度が一定であるという性質である。光速がなぜ一定なのかは私はうまくは説明できないが、光は真空の空間(絶対的な無の空間)の中であっても、問題なく…

光の速度

富士山が肉眼で見える南の限界は和歌山県の妙法山(距離約320km)である。最も単純な光の速度の測り方は、ある山Aの山頂で光源のスイッチを入れて、別の山Bの頂上でそれが確認できた瞬間にBの頂上の光源のスイッチを入れる。Aの山頂にいる人がBの山頂の…

続・決定論

私は子供同士の会話の中には入っていかない主義であるが、子供同士の会話は自然に耳に入ってくる。うちの自宅で長男(8歳)が近所の子供と一緒にすごろくをして遊んでいるとき、長男がこんなことを言っていた。「最初に1を一番上にしてさいころを投げると3の目…

続・光の正体は波である

光は波という話は横に置いておこう。皆様は波と聞いて何をイメージするか。光が波と言われても、なかなかイメージが湧かないと思う。波のイメージというのは、例えば、プールに行くと造波プールがあり、普通の人は、波と言えば海やプールの波を想像するであ…

光の正体は波である

光とは太陽や懐中電灯などの光源から出ている何者かであって、人間の網膜で捕らえることができるということは経験的に誰もが知っていると思うが、光の正体とは一体何なのであろうか。光の正体が粒子なのか波なのかという問題については、多くの専門書や一般…

トランプ新大統領就任

マスコミの報道などでは、トランプ新大統領が就任し米国内だけではく世界中が大混乱のようである。全米各地で抗議デモがおこり、首都ワシントンでは一部が暴徒化しているという。この大混乱の根本的な原因は何であろうか。新聞やマスコミなどには様々な分析…

まえがき

このブログを書くにあたっては、理系・文系に関係なく中高生が科学をもっと身近に感じられるように、科学に興味をもってもらえるような内容にしたいなと思ってます。 私は科学的知識というものは人類共有の財産だと思っていて、スーパーで働くパートのおばち…