シンガポール(1日目)

夏期休暇を利用してシンガポールへ。8月15日終戦記念日の深夜に出発すると翌日の早朝に到着した。機材はB787-10で座席は3-3-3の配置であった。機内で飲んだシンガポール・スリングがかなり美味しかった。f:id:smyliea:20180908232319j:plainf:id:smyliea:20180908232335j:plain

ハードロックホテルに到着。至る場所にギターの絵がある。壁の景色絵画がギターをモチーフにしていることに気づく人はいるであろうか。スリッパがゴージャス。f:id:smyliea:20180908231654j:plainf:id:smyliea:20180908231703j:plain

383号室がキングサイズベッド(ベッド数1)、385号室がツインタイプ(ベッド数2)でコネクティングルームになっているのがありがたい。おそらく、この部屋に文句がある人はいないであろう。ホテルのボーイさんからチップを要求するされることもなく、アメリカに比べると気楽である。チップの習慣はなさそうな雰囲気である。しかし、ホテルのバーではチップが必要なこともあるようだ。ホテルから徒歩圏内にユニバーサル・スタジオがある。カジノからも10分程度のちょうどいい距離。
初日はキッザニア。日本に比べるとかなり空いている。しかし、ガラガラという訳ではなく、ちょうどいい感じで混雑してきた。

ここで、シンガポールについておさらい。正式国名はRepublic of Singapore(シンガポール共和国)。独裁体制に近いため、「明るい北朝鮮」と呼ばれることもある。
大きさは東京23区とほぼ同じの699平方キロ。
表記は英語、中国語、タミル語、マレー語。
マレー半島の南端に位置し、北側のジョホール海峡の先がマレーシア、南側のシンガポール海峡の向こうがインドネシア
日本占領時代は「昭南島」と呼ばれていた。

今日はここまで。

「創造的業務」と「作業的業務」

人材派遣業界ではこういう言葉があるらしい。ざっくりいうと、商品開発などは考えることが中心になるので「創造的業務」であり、エクセルなどにデータを入力する仕事は単純作業に近いので「作業的業務」である。「作業的業務」はルーティンワークとも言う。この分類法を医者の外来診察に当てはめてみた。外来診療=ルーティンワークという人もいるが実は違う。外来受診する患者さんには、いろんな患者さんがいて、紹介状を持ってくる患者さんは、だいたい他の開業医の先生方が診断(治療)に困って紹介してくることが多い。そして、そういう症例は自分にとっても診断(治療)が難しいことが多いので、そういう仕事は「創造的業務」に近い。しかし、状態に変化のない患者さんにいつも通りの薬を処方することは単純作業に近いので「作業的業務」といえる。この分類法を意識することで、仕事の効率アップややりがいアップにつなげていくことができる。理想は「創造的業務」と「作業的業務」をバランスよく配置することだと思う。家事・育児にこの分類法を当てはめてみると面白いので、次回はそういう記事を書いてみよう。

あり得ないほど幸運

マイアミ・マーリンズイチロー選手が古巣のシアトル・マリナーズに戻る。
子供の頃からの夢が実現する人は幸運である。2010年に一度だけシアトルのセイフコ・フィールドに足を運んだことがある。現地の子供達はイチロー選手以外の選手にペンやサイン用の色紙を渡さない。イチロー選手が自分の目の前に現れる保証がないにもかかわらず、イチロー選手が来るのをずっと待っている。イチロー選手の人気を肌で感じた。野球選手に憧れる少年がそのまま野球選手になれる訳ではなく、野球で甲子園に出たからといってプロ野球選手になれる訳ではない。50歳まで現役を目標に掲げているイチロー選手はありえないほど幸運である。

3年前、京大出身初のプロ野球選手である田中英祐選手がマスコミに注目された。田中選手は最近になって三井物産に就職が内定したようである。元プロ野球選手の大手商社への就職は前代未聞である。田中選手もありえないほど幸運である。実は、人間が生きていく上では、田中選手の人生のほうがイチロー選手よりも参考になる。自分がなりたい仕事は一つではなく、最低2つ、できたら3つ以上は考えておく方が良い。これが、自分の将来を決めかねている人への私からのアドバイスである。

京大iPS研究所での論文不正について

京都大は22日、iPS細胞研究所の山水康平(やまみず・こうへい)特定拠点助教(36)の論文に捏造(ねつぞう)と改ざんがあったと発表した(共同通信社)。

この騒動が、山中伸弥教授の辞任問題にまで発展している。

NatureやCellなど一流ジャーナルであっても、内容的に人類に役立つ記事もあれば、興味深いがあまり役立たない記事、眉唾ものの記事など様々である。科学者は賞を狙う傾向にあるが、科学の世界で賞を取れるかどうかなど、運もあれば政治的な力も働く。ノーベル賞候補と騒がれながら、賞を取れないまま終わっていく人も多く、不公平感は否めない。例えば、子供がよく読む偉人伝に必ず出てくる細菌学者の野口英世先生はノーベル賞を受賞していない。「岡崎フラグメント」を発見した岡崎令治氏も、ノーベル賞は受賞していない。「岡崎フラグメント」とはDNAのラギング鎖が複製されるときに生成されるDNAの短い断片のことであり、どの分子生物学の教科書にも記載されているような重要事項である。DNAの複製は、私達の生命の源であり、複雑かつドラマチックな現象である。こういった背景を考えると、このニュースの裏側にある深い闇の部分が読み取れる。iPS樹立という業績はもちろんノーベル賞に値する。しかし、このニュースの記事を読んで私が心配するのは、再生医療の分野は莫大な予算が投入されていながら、その金額に見合うだけの臨床応用の見通しが立っていないのではないかということである。

不定冠詞と定冠詞

日本人は定冠詞と不定冠詞の使い分けが苦手な人が多いように思う。
ある雑誌の記事で、東京農工大学名誉教授の小谷先生が、英語の不定冠詞である「the・a」が日本語の助詞「は・が」に対応していると考察されており、感心しながら読ませて頂いた。

「桃太郎」の英訳で比較してみる。

Every day the man gathered firewood in the mountains and his wife washed clothes in a nearby stream.
「おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました」
この文章では、「the man」が「おじいさんは」と対応しており、「the」は「は」に対応している。

One day, as the old woman was doing her washing, an enormous peach came bobbing downstream.
「おばあさんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました」
この文章では、従属節では、「the old man」は「おばあさんが」に対応しており、主節では、「a peach」と「桃が」が対応している。
この場合でも、主節と従属節を「おばあさんは川で洗濯をしていた」「すると、大きな桃が流れてきました」と分解することにより、「the old man」には本来「おばあさんは」が対応すべきだということに気づく。桃に注目すると、不定冠詞「a」は日本語の助詞「が」に対応している。

他の英文を和訳してみても、この法則はだいたい成り立っているようだ。
そして、所有格代名詞は定冠詞の機能を含んでいる。
そこで、前回記事の続きであるが、人物を特定せずに私の友達と言いたい場合、“my”は定冠詞の意味を併せ持ってしまうので“my”は使えない。すなわち“a friend of mine”という他ない。“a friend”と“the friend”との関係が、“a friend of mine”と“my friend”の関係と考えれば良い。